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膝の痛みにロキソニンが効かない3つの理由

ロキソニンは痛み止めなので、

飲めば膝の痛みが治ると思いますよね。

なのに、

ロキソニンを飲んでも膝の痛みが軽減しない…。

なんてことはありませんか?

「このまま膝の痛みが良くならないのかな?」

不安になりますよね。

膝の痛みが軽減しない理由として、

大きく分けて3つあります。

この理由に対して正しく対処できていれば、

膝の痛みは解消されますよ^_^

まずは、

ロキソニンが効かない理由について理解していきましょう。

【ロキソニンが効かない理由】

1.薬が効かないぐらい強い炎症が起きている

ロキソニンには炎症を和らげる作用があります。

膝関節に強い負担がかかると炎症反応が出ます。

なので、

ロキソニンを飲むことでこの炎症反応による痛みを抑えられるわけです。

しかし、

この炎症反応

ひどくなりすぎると

痛みを抑えきれない程になり

ロキソニンを服用しても

痛みを抑えきれなくなります。

もし、

安静にしていても

ズキズキとしたり、

腫れていたり、

熱がこもっている

といった症状がある場合は

強い炎症が起きている可能性があります。
(炎症症状)

その場合は、

ロキソニンの服用と並行して

炎症症状の対処も行うようにしてみてください。

◇炎症症状の対処法

アイシングです。

炎症が起きている時は血流が良すぎて痛みがでるので、あえて冷やすことで血流を悪くします。

ただし、

冷湿布を張ってもアイシングにはなりません。

冷感(冷湿布)と冷やす(アイシング)は

別です。

ビニール袋に氷水を入れて

10分~15分ほど

膝関節全体を冷やしてください。

※冷やしすぎると良くないので、10分~15分ほど冷やした後は30分~40分は安静にしておいてください。

繰り返し行うと強い炎症反応が抑えられてきます。

2.膝の痛みが慢性化している

ロキソニンが効かない理由の多くは

慢性化しているケースです。

慢性化している1番の原因は、

膝関節の周りにある筋肉が

硬くなっていることにあります。

筋肉が硬くなると、

密接にある血管を圧迫してしまいます。

すると、

血流が悪くなるので

脳に痛みとして伝えます。

では、

なぜ筋肉が硬くなって慢性化している膝の痛みにはロキソニンが効かないのか?

それは、

ロキソニンは炎症反応以外の痛みには効果が出ないからです。

◇慢性化した痛みの対処法

お風呂にしっかり浸かる

膝関節の周りにカイロやホットパックで温める

この場合は、

筋肉が硬くなって血流が悪くなっているので、血流を良くするためにしっかりと温める必要があります。

継続していくことで慢性化している筋肉に柔軟性がでてきて痛みを抑えられます。

3.ロキソニンに依存している

ロキソニンを膝などの痛みが出ないよう

「予防」で服用していませんか?

例えば、

今日はいつもより多く歩いたから膝の痛みが出ないように薬を飲んでおこう

バレーの途中で痛くなりたくないから薬を飲んでおこう

などなど

このように、

膝の痛みを誤魔化すために

過剰に服用しすぎると

その間に膝関節に強い負担をかけてしまい、

膝の痛みを悪化させる可能性があります。

◇薬に依存してしまっている時の対処法

できるだけ薬の服用を少なくしながら日常を過ごしてみてください。

そこで、

今の膝関節はどの程度の負荷に耐えられるのか?

を痛みによって知る必要があります。

どの程度で痛みがでるかはさておき、

痛みが悪化する場合は運動量を下げて

痛みがでない範囲でケアを行い

根本的な改善をした方がいいです。

【薬を飲めば根本から改善するわけではない】

膝の痛みを治すのに重要なのは、

ロキソニン等の薬に頼るのではなく

痛みを起こす根本を改善することです。

なぜなら、

いくらその場で膝の痛みを抑えたとしても

膝に負担をかけていることに変わりはないからです。

結局ダラダラと薬を飲んで痛みを誤魔化していく生活を繰り返して結局は手術をするハメに…。

なんてなりたくないですね。

それこそ無駄な出費だとはおもいませんか?

手遅れになる前に膝に負担をかけている要因をみつけていくことが体にとってもお財布にとっても良いことですよね。

例えば、

膝関節は股関節や足関節の影響を受けます。

股関節や足関節が適切に動いてくれるからこそ、

膝関節は軽度の負担で体を安定させてくれるわけです。

ただ、

日常生活で座っている時間が長くなり

股関節が固くなっていったり

運動不足で足首が固くなっていたりすると、

知らないうちに

膝関節への負担が増して

ゆくゆく強い膝の痛みにつながります。

「ただ座っているだけ」だから負担はない

なんて思っていませんか?

そんなふうに思っているといつか痛い目にあいますよ。笑

この場合、

いくらロキソニンを飲んでも

日常生活が変わらなかったり

関節を動かすケアができていなければ

膝の痛みは改善されませんよね?

もちろん、

強い痛みに対して一時的に薬に頼ることはぜんぜん良いです。

それと同時に膝の痛みを引き起こしている原因をみつけて対処することが、本当の「予防」です。

【まとめ】

✅ロキソニンが効かない理由は大きく3つある

✅1つ目は薬が効かないぐらい強い炎症が起きてい る。
→しっかり患部を冷やして炎症を押さえる

✅2つ目は膝の痛みが慢性化している
→膝周りをしっかり温める

✅3つ目は薬に依存してしまっている
→痛みを誤魔化すための服用は避ける

✅ロキソニンを飲むと膝の痛みが解消するわけでは ない。
→膝の痛みの根本原因をみつけてケアをする

これで痛みが解消されない場合は、

かなり症状が悪化している場合があります。

もし強い痛みで不安なら自己判断せずに当院もしくは、膝専門の先生に膝の状態を診てもらいましょう。