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スマホが原因?ストレートネックによる肩こり・頭痛を改善する方法

日常的に悩まされる、

肩こりや頭痛。

もしかしたらそれは、

スマホの使い過ぎによるストレートネックが原因かも?

では、どうしてストレートネックになるのでしょうか?

ストレートネックという症状はご存じでしょうか?

ストレートネックとは、

首の頸椎(けいつい)という骨のゆるやかなカーブが、

スマホやパソコンを日常から使い続ける不良姿勢によって、

頭が前に倒れることで頸椎のカーブが失われて、

ストレート(まっすぐ)になってしまった状態です。

専門的にいうと、頸椎の前彎減少、です。

この頸椎のカーブが失われることは、

単に、見た目が悪くなる、というだけでは済まされないのです。

首の痛み、肩の痛み、頭痛、めまいなど

身体に様々な不調をもたらせることもあります。

現在、日本人の約9割以上がスマホを持っているといわれています。

そんなあなたはもしかしたら、

「ストレートネック」になっているかもしれません。

原因をみていきましょう。

動画で詳しく解説もしていますので、こちらもあわせてご覧いただければ、より理解しやすくなっています。

【ストレートネックの原因】

●スマホの使い過ぎ

ストレートネックは、

スマホやパソコンを長時間操作する不良姿勢から生じやすいことから、

「スマホ首」とも呼ばれます。

スマホやパソコンを操作する際に、

自然と頭が前のめりになっていたり、肩が上がっていたりしていませんか?

特に視力が悪い方はこの特徴が顕著に出ていたりします。

人の頭は約7キロあるといわれており、

これはボーリングの玉と同じくらいの重さと表現されます。

実は頭はこんなにも重たかったなんて、

思ってもみなかったですよね…。

そんな重たい頭を細い首で支えていられるのも頸椎(首)のカーブがあってこそなんです!

しかし、スマホやパソコンの長時間の操作は頭の位置が前にズレてしまいます。

これにより、

頭の重みはさらに増していき、首や肩には相当な負担がかかり、

負担がかかった状態が長く続くと頸椎はまっすぐになり、

ストレートネックになってしまうのです。

●猫背や反り腰

猫背姿勢では、

胸椎という背骨のカーブが大きくなった状態です。

これにより、

下にある腰椎という腰骨のカーブも大きくなり、反り腰になり、

上にある頸椎という骨はカーブが失われます。

これは、どうにか姿勢を保つために人がよくとる代償動作です。

また、妊娠をや出産を経験された女性はや肥満体型の人は、

お腹が大きく膨らんでいる生活を続けた結果、

反り腰になりやすくなります。

これも腰だけではなく、首の負担になり、ストレートネックになりやすいといわれています。

【ストレートネックの対処法】

●首のストレッチ

顔を正面に向けた状態から、頭を右に傾けます。

頭の左側を右手で右方向に引き寄せます。

首の左側が気持ちいいくらいに伸びてきたら、深呼吸をしながら30秒数えましょう。

●あご押し運動

顔を正面に向けた状態から、顎の先端に両手の親指を置きます。

後ろに押して30秒キープしましょう。

首の前側がキツく感じてきたらOKです。

2~3セット行いましょう。

●ストレッチポール

ストレッチポールの上に寝転ぶだけでもいいです。

バリエーションが豊富なので割愛させて頂きますが、

ストレッチポールを応用した予防策を1つご紹介します。

壁に寄りかかれる人は、ストレッチポールを背骨の間に挟むと、姿勢よく保ちやすくなります。

【最後に】

スマホやパソコンを操作することが悪いとは思いません。

そんなこといっていたら何もできなくなりますので。

しかし、長時間操作することでストレートネックになってしまい、

身体に様々な不調をきたしてしまうことも事実です。

上手にコントロールするためには、

対処法を生活習慣の一部にしてしまいしょう。

ご自身でできなければ、

通院することをおススメします。

例えば、

体を動かしたいならジムに行くように、

ご自身の目的を達成させるには環境が大切です。

通院というと、大げさに聞こえますが、

筋トレのためにジムに行くように、

疲労回復のために温泉に行くに、

虫歯予防のために歯科医院に行くように、

好きなスイーツをお店に食べにいくように、

目的のための行動は日ごろからされていますよね?

その一つの選択肢として、通院も入れておいてくださいね!

ぎっくり腰になったらどうする?3つの原因と対処法

腰は、普段の生活の中で頻繁に使われやすい部位です。

しかし、

よく使うからこそ、負担がかかりやすく、不調が出やすい部位でもあります。

時には、ぎっくり腰とを引き起こし、快適に生活が送れなくなってしまうこともあります。

そんな時は、なんとか対策を考えなければなりません。

ここでは、

ぎっくり腰が起こる原因と、起こった時の対処法について説明していきます。

ぎっくり腰が起こる原因

・座りすぎ

・運動不足

・ストレス

座りすぎ

長時間の座り姿勢は、腰への負担を大きくします。

そもそも、

座り姿勢自体が、良い姿勢とはいえません。

デスクワークやスマホを使用しすぎることで、

猫背にもなってしまいます。

猫背姿勢は腰痛のリスクを高くします。

運動不足

体の機能は、

使っていれば、使えます。

しかし、

使わなければ、使えないようになってきます。

特に、

日常生活で決まりきった行動しかしていないと、

体の機能が落ちてしまいます。

結果、

筋肉や関節が硬くなってしまい、腰痛のリスクを高くしてします。

ストレス

季節の変化やイライラすることで、

自律神経は簡単に乱れます。

自律神経が乱れると、

体幹が機能しにくくなります。

体幹が機能しにくくなると、

腰への負担が大きくなってしまい、腰痛のリスクを高くします。

ぎっくり腰になった時の対処法

・安静にする

・冷やす

・湿布を貼る

安静にする

ぎっくり腰になってすぐは痛くなくても、

徐々に痛みが強くなってくることもあります。

できる限り安静にしておきましょう。

冷やす

特に急性期と呼ばれる3日ぐらいは、

炎症が起こっているため、腰に熱がこもりやすいので、

時間を空けながら1回15分程冷やしておくと、

痛みが軽減してくることが多いです。

腰に熱がこもらなくなったら、

炎症が落ち着いてきたサインです。

おおよそ、3日前後で落ち着いてきますので、

次は腰を温めていきましょう。

このタイミングまでは、

入浴も控えておいた方がいいです。

湿布を貼る

「痛い」

と感じた時に貼ってOKです。

痛みをある程度抑えてはくれますが、

腰痛を良くするものではありません。

しっかりと、他の対処法もやってください。

まとめ

ぎっくり腰になりやすい特徴として、

長時間、一定の動作しかほぼ行わない人があげられます。

もしぎっくり腰になったら、

慌てずに落ち着いて対処するようにしましょう。

安静にして痛い部位に熱がこもっていたら冷やす。

痛みを抑えておきたいなら湿布を貼る。

ただし、

これらはご自身でできる対処法です。

例外的に痛みが強かったり、なかなか症状が良くならない場合には直ちにプロに任せましょう。

できる限り早めの対処をしておくことが、

ぎっくり腰の痛みから抜け出すことのできる最短の解決方法です。

できる対処はご自身でして頂いて、

すぐにプロにみてもらう

がベストということをお忘れなく!

 

知って得する腰痛予防~あなたの人生を変える腰痛予防の秘密を教えます~

このブログの内容は、

少しでも体のケアの重要性をたくさんの方に広めたいという想いから、

来院患者様用に小冊子にしたことが始まりです。

私の発信力では到底伝えられる範囲は微々ですが、

ネットに公開することで、

たくさんの方に読んで頂ける機会ができると思いましたので、

書かせて頂きました。

少しでもこのブログを読んで、体のケアの重要性を知って頂ければと思います。

約1万文字と長文になりますが、

必ず役に立つ情報がありますので最後までお読みください。

はじめに

「腰痛に悩んでいます。」

そんな方、世の中には非常に多いです。

あなたもそうではありませんか?

理由は簡単ですよね。

それは痛いからです。

いわれるまでもないですよね。

日常生活に困った経験をされた方もいるでしょう。

ところで、皆様ご存じでしょうか?

世の中には、通院が好きな人がいるのです。

信じられますか?

いったい、なぜ好きなのでしょうか?

実は、その人たちは腰痛の予防に来ているのです。

腰痛で日常生活に困らないように、定期的に通院しているのです。

「そんなの、めんどくさい

たしかにそうですね…と言いたいところですが、

実は、痛い時にしか来ない人よりも予防で通っている方は、たとえ腰痛を引き起こしても改善しやすいのです。

腰痛の施術には時間がかかります。

定期的に時間を作って予防に通うのと、腰痛が悪化してから忙しい時間を割いてつらい日々を過ごしながら何回も通うのか、どっちが面倒でしょうか?

この小冊子では、私が整骨院、整体院、リハビリ型デイサービスで実に多様な症状を施術やリハビリ指導をしてきた経験をもとに日常に潜む腰痛の怖さを知って頂き、そして大切な日常生活を守る方法を知って頂きたいという想いで書きました。

今回は腰痛をテーマに書きましたが、基本的には体全体にいえることです。

そして、正しい知識を身につけて、予防の大切さを感じて頂きたいのです。

なぜなら、それがあなたの想い描く将来を実現することに繋がるからです。

通院嫌いの人の法則

通院が嫌いな方には、共通したサイクルを繰り返す特徴があります。

①お金かかるし、できる限り通院したくない。

②我慢ができない痛みや、違和感があるので、仕方なく通院する。

③忙しい上になかなか痛みが無くならない。治るのか不安。行きたくない。

④痛みがなくなった。通院する必要はなくなった。通わない。

⑤しばらくして①へ戻る。

このサイクルは繰り返せば繰り返すほど、徐々に腰の状態が悪くなっていきます。

そしてこのパターンは、多くの場合には、腰痛の頻度が増えたり痛みの度合いが強くなってしまうのです。

このような方は、できるだけ通院したくないし、できるだけ痛い思いもしたくないはずなのですが、

結果的にたくさん通院しないといけなくなり、痛い思いをしてしまうのです。

大変な思いをするのは重度の腰痛の時です。

この時では、寝返りをうてない歩くこともままならない事だってあります。

ただ、ある程度大変なところを乗り切ってもらえると、だんだん腰が楽になってきて、日常生活も普通に近いレベルで、過ごせるようになってきます。

しかし、痛みが治まると、次の施術に進む前に通院しなくなる方が多いのです。

この状態で日常を過ごしていると、いわゆる再発したりさらに重症になってからまた来院するでけでなく、大変な思いをする羽目になるのです。

実は、腰痛の施術をしている私にとっても、患者様のつらそうにしながら施術を受けている顔をみるのは、毎回つらいのです。

できたら私も、そんな思いをしたくないですし、何より患者様につらい思いをしてほしくありません。

ぜひ、つらい思いをする前に予防を行い、通院嫌いな法則から脱出してほしいと

思います。

あなたも腰痛患者になり得る理由

「先生、明日予定が入ってるから、すぐに動けるようになりませんか?」

「…なりませんね。」

「予定をあきらめるしかないの?」

「残念ながら。」

「外せない予定なんだけど、あきらめるしかないのか…」

「はい。」

「でも…連続で通えば治りますよね?」

「いえ、治りません。」

「絶対に?」

「絶対ではないですが、予定の最中に困ると思います。」

「早くから気をつけたら、こんなことにならんかったんかなあ?」

「そうですね…。ですが、今、施術を行えば痛みは減ってくるので、

まずはしっかりとケアしていきましょう。」

この手のやり取りは、とても切ない空気が流れます。

これは、あなたにとって、決して他人ごとではありません。

多くの方にその瞬間は、突然やってくるのです。

「まだ若いし、今は大丈夫かな」

「これからも自分は病気にかかることはない」

と思われている、あなた。

非常に危険です。

後悔するのは、決まって痛い思いをしてからです。

これがもし、重度の腰痛で、足もしびれて歩くことも難しいとしたら?

そうなってからでは、遅いのです。

腰痛になりたくないのであれば、今からご自分の体に対して、真剣に向き合うことが大切なのです。

たかが腰痛と思って甘くみていると、痛い目にあう人は多いのです。

腰痛について知ってほしいこと

腰痛とは、腰を中心に、炎症や痛みを感じる状態を指します。

人間は、立って日常を過ごす時が多い動物です。

2本足で、歩いて作業をします。

その際、上半身の加重の多くを腰椎と骨盤で受け止めるため、腰椎には持続的な負担や構造的な劣化などによって疾患が生じます。

これは、座りすぎの人にもいえることで、長時間のデスクワークなどの作業でも腰椎や骨盤に持続的な負担をかけることになるのです。

腰椎とは、

体を支える軸となる脊柱の一部です。

脊柱は、

頸椎・胸椎・腰椎・仙骨・尾骨で構成されています。

※仙椎が1つになったものが仙骨、尾椎が1つになったものが尾骨。

脊柱は真っすぐに連結はしておらず、それぞれのブロックごとに緩やかなカーブを描きながら脊柱を構成することで衝撃などによる負担を減らしてくれるのです。

脊柱の構造は、一番奥に脊髄神経があります。

脊髄神経から、腰や太ももにいたるまで神経が伸びています。

この神経が「痛い」という感覚を認識するのです。

つまり、

持続的な作業は関節の負担になり、神経が刺激されることで、痛みや炎症を起こしやすくするのです。

特に、頸椎や腰椎では脊柱の構造的によることもあり、持続的な負担がかかりやすい部位になっており、痛みを感知する受容器も、多く存在します。

痛みを感じていなくても、周囲の組織には、負担がかかりますし、腰痛にならない保証などないということを理解しておきましょう。

腰痛は、早期のうちに対処するのが一番です。

対処しておかないと、必ずその時よりも状況は悪くなります。

もちろん、腰痛になる前に対策をするのが一番ですが、もしなってしまったら早めに通院しましょう。

猫背姿勢は危険?

人間は、長時間の作業や決まった動作が多いと、クセがついてしまい姿勢が崩れてしまいます。

この不良姿勢の代表例が猫背です。

猫背は、見た目が不細工にみえるだけではなく、腰痛のリスクにも深く関係していることをご存じでしょうか?

なんとなく、猫背が悪いことは認知されています。

しかし、体にとってどんな影響をだしているのかは、認識されていません。

それでは、猫背とはいったいどんな状態なのでしょうか?

脊柱を構成する胸椎は、頸椎と腰椎の間に存在しています。

頸椎と腰椎は、同じ方向にカーブを描いているのに対し、

胸椎は、反対の方向にカーブを描いているのが特徴です。

この胸椎のカーブが、大きくなった状態が猫背です。

では、胸椎のカーブが大きくなると、体ではどのようなことが起こるのか?

通常、

脊柱は、各ブロックが正しく配列されることで姿勢を保ちます。

このブロックを構成する胸椎のカーブが大きくなると、配列が崩れてしまい、脊柱の上にある頭が前にでてきます。顎を引くのがつらい人は要注意です。

こうなってしまうと、

筋肉や関節含む周囲の組織に、余計な負担をかけ続けることになり、疲労や痛みなどを敏感に感じやすくなってしまいます。

もちろん、

胸椎の下にある腰椎にも、余計な負担をかけます。

一番問題なのは、

崩れてしまった配列によって、筋肉や関節を含む周囲の組織の負担ではなく、崩れた配列を戻せなくなっていることなのです。

つまり、

常に疲労や痛みを、敏感に感じやすい状態に陥った負のスパイラルです。

厄介なことに、

この負のスパイラルに陥っていることに気づけていない方が多く、

あまり、重要視されていないということです。

猫背は一度なってしまうと、その状況から悪くなるのを防ぐことしかできません。

とにかく、

気づいたときから予防していき、腰痛にならないような姿勢のポジションを獲得し、コントロールしていくことが非常に重要になります。

放置していると、ここからさらに進行していき、変形してしまいます。

こうなってからでは、

コントロールすることはかなり難しくなりますので、毎日痛みとのお付き合いということになりかねません。

できる限り、自分自身で好きなことをやっていくというのは、ケアがかかせないということです。

歯は、毎日磨いても、虫歯の進行は完全には止められません。

体は、毎日洗っても、汚れは完全には落ちません。

猫背は、毎日ケアしても、完全には元には戻りません。

ですが、

それが当たり前であり、だからこそ、ケアをし続けなければならないのです。

腰痛にならないための秘訣

 腰痛の根本原因は、骨盤の歪みです。なんて聞いたことありませんか?

もちろん、その原因もあるかもしれません。

しかし、骨盤が明らかに歪んでいても、

腰痛に悩んでいない人もいます。

つまり、

骨盤の歪み=腰痛にはならないのです。

骨盤の歪みは、

あくまでもたくさんある原因の一部であって、根本原因ではないのです。

この図は、当院で施術計画をお伝えする際に、使用しているものです。

腰痛とは、様々な原因から発生します。

このように根本原因は、突き詰めていけばいく程、

この原因が増えるだけなのです。

根本原因をみつけることは、できません。

しかし、原因の一部を対処することで、ほとんどの腰痛はゼロになります。

ところが、ゼロになった腰痛も、

ずっと、ゼロのままというわけではありません。

日常を過ごしていると、必ず、マイナスの原因が出てくるのです。

こうなってしまっては、

また、腰痛生活に戻ってしまいます。

例えば、

骨盤の歪みを調整したことで、腰痛がゼロになったとします。

しかし、

原因が他にもある為、冷えによる腰痛、疲労による腰痛、筋力不足による腰痛など、様々な原因を個人によって、対処しなければなりません。

もちろん、これらの原因を、全て対処することは難しいでしょう。

しかし、

先程もお伝えしたとおり、腰痛をコントロールすることは、可能です。

そのために、必要になってくるのが、プラスの状態です。

多くの方が、骨盤や猫背の調整をされていますが、それでも、歪みは戻ります。

実は、それだけでは足りないのです。

もしくは、あなたには、別の原因を対処した方が良いのかもしれません。

腰痛をコントロールするには、長期的に、あなたのお体に合ったプラスの状態を作っていくことが、必要となります。

つまり、定期的なメンテナンスが重要になるのです。

ご自身で、できるならかまいませんが、

できないのでしたら、通院することをオススメします。

実は私も腰痛に悩んでいました。

腰痛については、小さい時から悩んでいました。

当時の私は、肥満体型で、運動不足。

一日4食に、お菓子やアイスクリームを間食に入れるのも、日常茶飯事。

飲み物はコーラ、野菜は絶対といっても過言じゃないほど食べなかったです(笑)

放課後は、友達とよく外でも遊んでいましたが、

家では、テレビかゲームしかしていませんでした。

なかなか、凄まじい生活ですよね…。

こんな生活をしていても、当時は気にならなかったですし、

我慢もできませんでした。

カミングアウトしますが、今までの人生でのMAX体重は、100㎏です。

20歳頃も、おおよそ、それに近いぐらいの体重でした。

専門学生時代には、席でじっとしていると腰が痛くなるので、よく背もたれに腰を当てていました。

学生生活3年間で、イスを3個も壊してしまったのは、今では笑い話ですが、

当時は、常に何かに腰を押さえつけていないと、辛かったのです。

もちろん、

当時の私は専門学生とはいえ、体の勉強はしていても、痛みの取り方は習わないないので、腰痛を改善させるには圧倒的に知識不足で行動不足でした。

それでは、なぜ私は腰痛を改善できたのでしょうか?

私は、これまでに様々な患者様や疾患と触れ合ってきました。

腰の疾患でいえば、

ギックリ腰、すべり症、分離症、脊柱管狭窄症、ヘルニア、筋筋膜性腰痛など。

急性から、慢性まで、様々なパターンや重症例を見てきました。

そこで、度々耳にすることがありました。

「今までは、病気一つしてこなかったのに」「まさか、自分がなるとは」

「人生設計がくるった」「もっと早くやっていれば」…と。

重症疾患では、日々大変な努力でリハビリに励んでいても、

なかなか症状が、緩和しないことも多々あります。

もう、手術しか選択肢がない。手術をしても、痛みやしびれが無くならない。

その、どうしようもない状況を見るのは本当に辛いですし、心苦しいです。

そして、そのような状況を多く見ているので、自分自身体のメンテナンスは欠か

しませんし、患者様にも、そのような状況をしっかりと伝えたいと思うのです。

そして、

しっかりとした知識を持って、体のメンテナンスをすると、腰痛のリスクは減らせるのです。

しかし、多くの方は、正しい体のメンテナンスの方法を知りません。

最近では、インターネットで様々な情報を入手できるようになってきていますが、

一方で、誰でも情報を発信できて誰でも情報を入手できることで間違った情報がネット上であふれていたり、間違ったとらえ方をしてしまうことも増えました。

良くしていきたい‼と思っていても、

実は、

その方法が間違っていて、

腰痛を悪化させるケースだってあり得るのです。

ぜひ、信頼できる先生に相談して、

正しい体のメンテナンス方法を教わって、

無駄な腰痛を減らしてください。

プロが選ぶ腰痛予防ストレッチとは?

基本的な考え方としては、このストレッチはダメとかはありません。

ただ、あなたの体の状態では、このストレッチは合わないということはあります

ぜひ、ポイントを押さえて、あなたに合うストレッチを見つけましょう。

関節可動域という言葉はご存じでしょうか?

関節がケガが起きないで正常に動ける範囲のことです。

関節が硬い人もいれば、柔らかい人もいます。

関節が硬い=腰痛になりやすい

これは、イメージできますよね。

では、関節が柔らかくても、腰痛になりやすい

といったら、あなたは信じられますか?

いったい、どういうことでしょうか?

例えば、腰をそらせるストッレチがあります。

関節が硬いと、

腰の関節がおもうように動かないので、腰を痛めてしまうリスクがあります。

一方で、

関節が柔らかいと、良いように思えても、

腰の関節が動きすぎて、関節どうしが衝突して腰を痛めてしまうリスクもあるのです。

腰をそらして気持ちいいなら構いませんが、

痛いのを我慢したり、違うところに気がいってしまうようでしたら、

このストレッチは避けましょう。

関節が硬い人の場合は、

股関節や肩の筋肉が硬いことが多いので、

まずは、こういったところを入念にストレッチしておきましょう。

関節が柔らかい人の場合は、

体幹トレーニングをして、

腰の関節の動きすぎを、制御できるようにしておきましょう。

腰痛予防におけるストレッチでは、気持ちよく伸ばせているか?が大切です。

何秒を何回一日に何セット行うかといった、

絶対的な基準はありませんが、

30秒を3回一日の間で3セット行えば、いうことはないです。

ただし、頑張りすぎは禁物です。

私の経験上、頑張りすぎる人は、

短期間で集中力が切れてしまうので、長続きしません。

毎日ではなくても良いですし、30秒を1回だけでも良いので、

まずは、継続しましょう。

そうすることで、習慣化してきますし、それが当たり前になります。

最初から、できないことを無理に行うのではなくて、

できないことを認めて、コツコツやっていくのが秘訣です。

自分に合ったストレッチを見つける為にも、

まずはやってみてくださいね。

お子様の猫背を守る方法

生まれたてのお子様で、猫背になっていることはありません。

では、猫背はいつ頃から起こるのか?

それは、小学校入学くらいの、6歳~7歳で発生しやすいです。

つまり、

重たいランドセルを背負って、何時間も机に向かいうつむいた姿勢をとったり、座りっぱなしの姿勢をとることで、影響を受けやすいのです。

これは、大人にもいえることですが、

特に子供は、体に対して頭の重さの比重が大きい為に、

さらに影響を受けやすいと考えられます。

近年では、

昔に比べてスマホやゲームを所持する子供が圧倒的に増えてきました。

スマホ首なんて言葉も出てきましたね。

小さい時から、こういったものに触れていることで、

猫背の発生は、ますます早くなってきます。

小さい子供は、なかなか大人しくしてくれないもので、ユーチューブ動画を見せておくのも、親の一つの対策といえます。

しかし、

姿勢よくみれる時間なんて、せいぜい30分程でしょう。

長時間の座っている姿勢自体が、良くはないので、なるべくスマホ等をさわれる時間を制限するのも大切です。

これに加えて、ストレッチポールを利用するのも一つの手です。

子供は、注意してもなかなかいうことを、聞いてくれません。

そこで、

スマホをさわり終わったら、ストレッチポールに乗ってもらったり、好きに遊ばせてあげるのです。

↑半円型や筒状の物など種類が豊富なストレッチポールやエクササイズポール

↑エクササイズポールを壁の間に挟んで猫背予防

 

こういった習慣を、日常から取り入れていくことで、

姿勢に対する意識は変わってきます。

好きなようにさせてあげたい、といった子供可愛さもありますが、

これは後々、

お子様にとって、辛い思いをさせてしまうことになります。

その為にも、

まずは、親が正しい姿勢を知り予防をしていくことが、大切です。

子供は、親の行動を良く見ていますから。

ぜひ親子で、猫背のデメリットを正しく認識して、共有しましょう。

正しい知識は、定期的なメンテナンスでお伝えできますので、

一度、お近くの先生に相談してみましょう。

皆様には、

腰痛に苦労しない人生を、歩んで頂きたいと願っております。

猫背のデメリット

肩があがってるように見える、やる気がないようにみえる、肩こり、

腰痛、頭痛、めまい、イライラ、疲れやすい、集中できない、

消化不良、口呼吸、浮き指など

究極の腰痛予防とは?

姿勢とは、あなたの日常生活そのものです。

腰痛になりたくないのであれば、生活習慣を正すことは、絶対必要です。

腰痛の改善ということを、痛みが永遠になくなることだというなら、

それはほぼ不可能です。

そもそも、一度痛いと感じた刺激は、体が覚えてしまいますから。

だからこそ、この痛みやしびれの感覚を、

最小限に抑える為に、腰痛をコントロールするのです。

その為には、個々の生活習慣にある原因を、

長期的に対処して、

プラスの状態を増やしていくことをお勧めします。

終わりに

想像してみてください。

年をとった時に、どんなことをしていたいですか?

旅行に行きたい。ゴルフをしていたい。自分の足で歩きたい。

いつまでも笑っていたい。みんなで食事会に行きたい。

好きなことができないのは、辛いことだとは思いませんか?

人生を豊かにする為には、痛みは避けなければなりません。

私は、

皆様の生活習慣を充実させ、

幸せな人生を送るサポートをさせて頂いております。

しかし、

幸せを望むかどうかは、あなた次第です。

ぜひ、あなたが望む、幸せで豊かな人生を実現してください。

 

ご紹介

張本 孝一(はりもと こういち)

コレクト整骨院/整体院 院長

専門士(医療)

厚生労働省認定 柔道整復師

東洋医療専門学校柔道整復師学科 卒業

同専門学校修了 専門士号取得

腰痛コントロール研究会 代表

【プロフィール】

大阪府堺市出身。

大阪府の大手鍼灸整骨院2院で全身管理を含む施術と管理柔整師を経験。

後に勤めた整骨院でガンステッド・カイロプラクティック理論や軸圧矯正を学ぶ。

リハビリ型デイサービスにて脊柱管狭窄症やヘルニア、変形性膝関節症、パーキンソン病、脳梗塞後遺症麻痺疾患などを機能訓練指導責任者として改善策から予防策を提案する。

2019年11月コレクト整骨院/整体院 開業。

疾患予防の重要性を広めるべく、日々奮闘中。

YouTubeやブログにて「テレビや雑誌では知ることのできない健康に関するお役立ち情報」も絶賛発信中!!

椎間板ヘルニアって何…⁇原因と症状は?ストレッチで改善⁉

ある時から急に腰が痛くなってそのまま慢性化していくケースは意外と多いと思います。

日常を過ごしていくと「痛み止め」「湿布」「病院」などとお付き合いしていくことになりますよね。

単なる慢性腰痛かと思っていたら病院で椎間板ヘルニアと診断された経験の方も少なくはないのではないでしょうか?

まさか自分が…

病気やケガのリスクとは常に私たちの周りに取り巻いているものです。

もちろん予防は大切ですが

つらい経験がないとなかなか本気でケアを行うことって難しいですよね。

今回は椎間板ヘルニアと診断されて腰痛に悩まれている方に改善策をお伝えしていきます。

まずは椎間板ヘルニアについて少し説明をしていきますね!

■椎間板ヘルニアってなに?

まずはヘルニアについて説明していきます。

ヘルニアとは、体内のある臓器が本来あるべき位置から脱出してしまった状態のことを指します。

有名どころでは、鼠経(そけい)ヘルニア〈脱腸〉があります。

これが背骨のクッションである椎間板に起こったものを椎間板ヘルニアと呼びます。

写真は腰椎の椎間板ヘルニアです。

腰にある背骨を腰椎と呼び、腰椎と腰椎の間にクッションである椎間板があります。

この椎間板には中に髄核というゲル状の組織があり、それが椎間板の外に飛び出してしまった状態をヘルニアといいます。

ですので、頸椎の椎間板の中から髄核が飛び出してしまったら頸椎の椎間板ヘルニアと呼びます。

この飛び出してしまった髄核が神経を圧迫してしまうと

腰痛、足の痛みやしびれ、ひどくなると感覚が無くなってしまったり、足が動かせなくなってしまうこともあります。

背骨は頸椎・胸椎・腰椎に分けられ、そのすべてに椎間板があります。

特に頸椎と腰椎は身体の構造的に負担がかかりやすいのでこのあたりの椎間板ヘルニアが有名です。

今回お伝えする腰椎椎間板ヘルニアでは4番目と5番目の間の椎間板、5番目と仙骨の間の椎間板で起こる頻度が高くなっています。

■椎間板ヘルニアの原因は?

椎間板ヘルニアの主な原因は椎間板への強い圧力です。

椎間板は、髄核(ずいかく)と呼ばれるゲル状の柔らかく弾力のある組織とそれを輪のように覆っている繊維輪(せんいりん)と呼ばれる硬い組織でできています。

写真にある背骨の真ん中の黒っぽい部分が髄核、その周りの灰色っぽい部分が繊維輪

椎間板に大きな負担がかると繊維輪が壊れていき、そこから柔らかい髄核が飛び出していきます。

飛び出した髄核が神経に当たると様々な症状を引き起こしてしまいます。

椎間板は10歳を過ぎたころから老化が始まるともいわれています。

よくよく考えてみれば分かりますが、身体は消耗品ですからね(^^;)

加齢に伴う椎間板の老化はもちろん、中腰や長時間の座りっぱなし、激しいスポーツ、何よりも間違った身体の使い方は腰への負担になってヘルニア発症のキッカケになってしまいます。

■椎間板ヘルニアの症状って?

腰痛ですが、腰だけではなく腰からお尻、さらに足の方まで痛んだりせきやくしゃみで激痛が走ったりします。

代表的なものとして坐骨神経痛といわれる下半身の痛みやしびれです。

他には感覚がにぶくなったり、膝や足に力が入らなくなってしまう麻痺

尿や便が出にくかったり、失禁してしまう膀胱直腸障害

特に麻痺や膀胱直腸障害では手術になる場合が多いです。

■椎間板ヘルニアの改善方法

まず大前提として

腰痛や坐骨神経痛の症状があっても必ず椎間板ヘルニアというわけではない

ということを知っておいてください。

←お腹側   背中側→

よくレントゲンなどで診断されますが、

赤丸の部分では椎間板が神経を圧迫しています。

しかし、それでも腰痛に悩みのない人はいくらでもいます。

つまり

残念ながらレントゲン(画像所見)だけでは正確な診断はできないのです。

ヘルニアのせいで腰痛や坐骨神経痛になっているとも限りません。

中には手術が必要な人がいるのも事実です。

しかし

手術以外にも改善できる方法が残されている人がいるのもまた事実ですし、大勢います。

今回お伝えする改善方法は膀胱直腸障害や麻痺などを伴う方がしてしまうとかえって症状を悪化させてしまう可能性もあるのでご注意ください。

文章でお伝えするとどうしても個人(私)対大勢(ブログを読んでくだっさている皆様)になってしまうので個々にお伝えできません。

ですから

なるべくどなたがやってもある程度の効果が出つつ、症状が悪化しない方法としてストレッチのやり方をお伝えさせて頂きます。

ストレッチ=体に良い

と思って色々と無茶な体勢や筋肉を思いっきり伸ばしてしまう方もいますがそれだとかえって危険ですので絶対にやめてください。

ストレッチでできる改善方法5選!!

1.お尻

2.太もも(前)

3.胸

4.肩

5.お尻のインナーマッスル

1~4のストレッチ5は説明の通りにできていれば筋肉痛になることはあっても悪化することは基本的にないのでやってみてくださいね!

ストレッチもトレーニングもご自身のお体の状態に合っていれば問題はありません。

たとえば、いきなりスクワットをするとか腰を反らせるストレッチをすると正しく体が使えていないので症状が悪化してしまうのです。

周りの友人やテレビ、雑誌で扱っている健康情報をただ「身体に良い」からといってやらないようにしましょう。

もしご自身で改善できない場合はご相談ください(^^)

足のむくみの原因と改善策・予防策

足のむくみは女性なら一度は悩んでしまう症状ですよね。

今回は身体の構造からみた足のむくみと反り腰の関係性について。

■足のむくみ

そもそも足のむくみって何?という疑問があると思います。

中には自分の足じゃないみたいにパンパンにふくらんでいる人もいます。

その原因とは、

ふくらはぎに溜まった血液です。

もともと人間の身体は、

心臓から血液が全身の細胞へ動脈という道を使って酸素や栄養を届けます。

その時に血液は届けた細胞から二酸化炭素や老廃物などの「ゴミ」を回収します。

この回収した「ゴミ」は静脈という道を使って心臓に血液を送り戻します。

この決まった流れの中では心臓から近い順に血液は通るので、手足といった心臓から一番遠く離れている細胞は最後になります。

特に足は、重力に逆らって心臓に血液を送り戻すために筋肉の力を借りなくてはいけません。

これはふくらはぎの筋肉の伸び縮みする働きによってポンプの役割を果たしています。

井戸水もポンプ機能によって水が排出されますよね?

さらに下半身には身体全体の7割もの血液が集まっているので、ふくらはぎの筋肉がうまく働かなかったり下半身の血管やリンパ管の通り道が狭くなると血液が停滞してしまうので足がむくんでしまうことになってしまいます。

しかも、

足のむくみは朝家から出てから夜家に帰るまでに約500㎖増えるそうです。

そこに座りっぱなし、立ちっぱなしなんてしてたらさらにむくんでしまいますね(^^;)

■反り腰

続いて反り腰についてです。

これは聞きなれない人もいると思います。

そもそも人間の骨格では、

脊柱いわゆる背骨が存在しています。

その背骨の区分けとして、

頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨と分けられます。

写真の赤い部分が腰椎になります。

反り腰とは、この腰椎の部分が前方にかかる力によって反ってしまった状態をいいます。

ただし、

メディアはもちろん整体や接骨院の先生からヨガインストラクターやパーソナルトレーナーの方でもほとんどの人が勘違いしていることがあります。

それは、

骨盤が前に歪んでようが(前傾)、後ろに歪んでようが(後傾)、大抵の人は反り腰ということです。

骨盤が前傾すると腰椎は反りやすくなる。これは正解です。

骨盤が後傾すると腰椎は丸まる。これは半分正解で半分不正解です。

(左がお腹側、右が背中側)

なぜかというと、

腰椎とは構造的にもともと反っているので骨盤が後傾したぐらいで簡単に腰椎が丸まることはありません。

骨盤の前傾とは反り方が違うだけで反っていることに変わりはありません。

つまり、

大抵の人は反り腰だということです。

そして、

反り腰ではお尻や太ももといった股関節に大きく関係する筋肉が硬くなってしまうので、股関節も歪んでしまいます。

股関節は内側に捻じれやすく、膝のお皿も内側に向きやすいです。

O脚・X脚の原因にもなります。

股関節が歪むと次は膝関節、足関節と歪むためふくらはぎの筋肉は硬くなることで伸び縮みできなくなるし血管やリンパ管は通り道が狭くなります。

まるで車の渋滞のように心臓という目的地に細胞から回収した二酸化炭素や老廃物などの「ゴミ」を送り届けたいのに道が塞がって後ろからはどんどん車が押し寄せてきます。

そうなると逃げ道は血管の外しかないですよね?

足のむくみの正体とは、血管から漏れ出た血液成分ということです。

反り腰、しかも過度な人ほど足がむくみやすかったりします。

■改善策

ここまで読んでいただいたらなんとなく分かっって頂けたと思います。

やはり、

むくみの原因としては筋肉の硬さは間違いなく関係してきます。

ふくらはぎのマッサージやストレッチももちろん有効ですが、忘れてはならないのが股関節に大きく関係する筋肉のストレッチです。

股関節の歪みは血管やリンパ管の通り道を狭くするうえに膝関節や足関節の歪みにも影響を与えてしまいます。

特にお尻や太ももの筋肉は大きさもあるので硬くなると身体への影響は大きいですからやっておいた方がいいですね!

【太もものストレッチのやり方】

 【お尻のストレッチのやり方】
【ふくらはぎのむくみに効果的なほぐし方】

■予防策

改善策はふくらはぎのむくみの原因となっている骨盤や股関節などの歪みによって硬くなった筋肉に対してアプローチしています。

しかし、骨盤や股関節の歪みの原因に対してはアプローチできていないので改善はできても再発もしくはなんらかの症状がでてくるリスクは十分にあります。

もちろん、

改善策だけでも相当な効果はみられますが、

重度のむくみであったり、反り腰の悪化による脊柱管狭窄症やヘルニア、変形性膝関節症、О脚・X脚、外反母趾などの症状がすでにあるとなかなか改善策だけでは効果は出にくいです。

そもそも骨盤や股関節が歪む原因は何か?

これをみつけて、そこの原因に対してもアプローチすることが何よりも重要です。

実際にお身体をみていない方には何ともいえませんが、

大抵の人は肋骨が開いていてポッコリお腹で猫背のため、背骨にかかる負担も大きくなっているので骨盤は歪んでしまいます。

骨盤が歪むと股関節も連動して歪むというわけです。

根本的には開きやすくなった肋骨を閉めることが必要になってきますよね?

つまり、ただ単に筋肉を柔らかくすだけでは不十分なことが多いということです。

ある程度改善策に慣れてきたらこちらも一度やってみてくださいね(^^)

【腹圧とは?】

【肋骨を閉めるエクササイズ】

■まとめ

・下半身の筋肉が硬くなると足がむくみやすくなる

・ふくらはぎのむくみは血管から漏れた血液成分

・反り腰は足のむくみを悪化させる

・改善策として股関節の筋肉のマッサージやストッレチを行う

・予防策として肋骨の引き締めを行う

 

堺市・中百舌鳥(なかもず)地域で腰痛や肩こり、膝の痛みの施術や猫背・反り腰などの姿勢改善を得意とする。
対症療法から根本療法まで一人一人のお身体に合わせた治療をコンセプトにしているコレクト整骨院/整体院

院長 張本孝一
〇柔道整復師免許
〇Finoaテーピングライセンス
〇日本ストレッチング協会
など

身体はそもそも左右均等ではない

この写真の方は明らかに足の長さが違いますが特に慢性的な肩こりも腰痛もないようです。

整骨院(接骨院)、鍼灸院、整体院、リラクゼーション、パーソナルトレーナーなどなど

このブログを読んで頂いている皆さんならどこか一つは通ったことがあると思います。

上記にあげたのには理由があります。

今まで通ってきた場所で、「身体のバランスを左右均等にしないと痛みはとれないですよ」なんて言われたことありませんか?

そして、骨盤矯正とか猫背矯正はたまた筋肉を緩めるマッサージやストレッチもしくはツボを刺激する針やお灸をしてもらっても痛みがとれなかった・今もとれていない方は多いと思います。

今あげたやり方が悪いとは言ってません。

ですが、もしあなたの悩まれている痛みが「身体のバランスが左右均等になっていない」ことが原因ではなかったとしたら?

当然、痛みなんてとれるわけがないですよね。

ハッキリ言うと、身体のバランスなんて左右バラバラが当たり前です。

冷静になってください。

臓器の位置も重さも違っていれば、利き腕があるからどっちかには偏りやすい訳で左右均等なんて無理な話です。

例えば、くびれは体の左側がなくなりやすかったりします。

簡単にいえば、

右側では肋骨が閉まりやすく、左側では肋骨が開きやすいのです。

なぜそんなことが起こりやすいのか?

これは「右利き」90%が要因ともいえます。

そもそも動物には利き手・利き足があります。

生物として作業を効率よく進めるために優れている側に任せたりサポートする側に任せたりする方が物事を優位に進められます。

それこそ、ご飯を食べる時だって利き手でお箸を持って逆の手はお椀を持っていますよね。

利き手(優れている側)でお箸やスプーンを持って逆の手(サポートする側)でお椀を持っていますね!

そして人間は「言葉」を話します。

そのため、

脳は大きくて重たいです。

そして、言葉を話すのが得意なのは「左脳」です。

なぜかというと、

脳には中枢といって話す・聞く・見る・動かす・感じるなどの感覚を司る機関があります。

言葉を話すのが得意な言語中枢は大部分が左脳にあるのです。

さらに、

左脳は右半身を動かすので右利きが多いともいえます。

当然、

右利きなら右の感覚の方が分かりやすいので、右側にいる人の方が話しやすかったり安心したりしませんか?

それはおそらくそういうこと。

他にも先ほどにもお話したとおり、

心臓の向き、内臓の位置関係なども影響はあります。

ですが、

これは当たり前のことなので、無理になおすなんて必要ありません。

ただし、左側のコントロールが全く効かないとか、右側に傾きすぎているのは良くありませんよ。

その点に関しては関節の負担や歪みに繋がりますし、不調を招くケースもあります。

このパターンでは、

右重心→骨盤が右にねじれる・上がる→肋骨の左ねじり・右肩下がり→左肋骨が開く

けっこう皆さん気づいてないだけでこんな人は多いですよ!

つまり、

左右均等である必要はないし

明らかに片方に偏っているならもちん筋肉を緩めることも骨格を調整することも良いですが、片方に偏っている原因もみつけてなおしていかないと重症な人ほどすぐに症状が戻ってしまいますからね。

ということで、

左右均等にすれば症状はなくなる、痛みはとれるなんてことがお分かりいただけたかと思います。

ようは、

どの治療法があなたに合っているか?がすごく大事になりますので、

もしも今まで通った所では良くならなかった方、本気で症状を改善したい方、ご自身の健康状態に不安があって予防を考えている方はぜひ一度ホームページをご覧ください(^^)

また、正確な情報をお伝えしたい思いからYouTubeにも様々な動画をあげておりますのでよければこちらもご視聴ください(^^)


少しでも為になったな、知識が増えたな、と思われたらぜひ高評価をとチャンネル登録もお願いします!

僕のブログをここまで読んでくださったあなたなら絶対に損はしないはずです(^^)

 

 

堺市・中百舌鳥(なかもず)地域で腰痛や肩こり、膝の痛みの施術や猫背・反り腰などの姿勢改善を得意とする。
対症療法から根本療法まで一人一人のお身体に合わせた治療をコンセプトにしているコレクト整骨院/整体院

院長 張本孝一
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など

変形性膝関節症かも⁉膝が痛くなる原因と特徴を理解して改善!!

膝痛に悩まれている人は非常に多いですよね。

・イスから立ち上がった時

・階段を降りる時

・歩いている時

膝が痛いと感じるのはほとんどが動いている時です。

特に長年、

膝痛に悩まれている人は様々な改善方法を試されていると思います。

・整骨院(接骨院)

・鍼灸院

・整体院

・整形外科

・痛み止め(湿布)

大抵はマッサージや痛み止め、ヒアルロン酸の注射を試されていますよね?

しかし、

結果的に膝の痛みは改善されましたか?

治療に行っている先生に「この症状は良くはならない」「現状維持」「年だから」なんて言い訳を真に受けていませんか?

ほとんどの慢性的な膝痛では「変形性膝関節症」という診断名がつけられます。

ハッキリ言って変形性膝関節症と診断された人が全員同じ症状で同じ痛み方をしているなんてありえません。

ですので、

「膝痛にはこれ」「変形性膝関節症にはこのやり方」なんて公式に当てはめたやり方なんて数を撃って当てているだけなんです。

実際のところ、

あなたの膝に対して全身をみてくれた先生はいましたか?

膝に電気や鍼灸、注射をしているだけの治療で終わっていませんか?

もう何年も通ってただ先生と楽しく話しているだけの空間になっていませんか?

もし、

本気で膝の痛みから解放されたいと思っているのならそんな環境からは早く離れましょう。

そもそも長年の膝の痛みがマッサージやストレッチ、膝軟骨の成分を注入しただけで良くなる訳がありません。

冷静に考えてください。

膝が変形しているんですよ?

なんでマッサージやストレッチだけで、ヒアルロン酸を注入しただけで改善できると思っているんですか?

膝の痛み方は無数にあります。

精神的な痛み、肉体疲労による痛み、筋力低下による痛みなど実に多様です。

そもそも、膝関節が変形していて痛みが出ているなら筋肉を緩めても改善なんてできますかね?

※こう言うと必ず勘違いされるのですが、マッサージやストレッチとか湿布とかがダメとは言ってないです。どれも必要なんです。ただ本質はそこじゃないので改善しないということ。

さて、

このことを踏まえて本題に入っていきますね。

背骨の柔軟性

って意識していますか?笑

はい、しているわけないですよね。

でもね、これが実はすっごい大事なんですよ。

ここでの背骨とは胸椎と呼ばれる脊柱のことです。

胸椎って脊柱が31個ある内の12個を占めているんですよ。

頸椎が7個、腰椎が5個

話がややこしくなるのであとは仙骨(仙椎の複合)と尾骨っていっておきますね。

この胸椎なんですが、

結構硬くなっていて動きがでていない人が多いんですよ。

特に膝痛に悩まれている人に。

しかも膝痛に悩まれている人って大体が猫背だったりします。

ギクッてしたでしょ。笑

そうなんです。

猫背になると背骨が硬くなる

背骨が硬くなると膝の負担が大きくなる

この悪いサイクルが繰り返されるからいくらマッサージやストレッチ、湿布やヒアルロン酸の注射をしても改善できないんです。

しかも意外と専門家でもこのことに気づいていない人は多い…

では、

背骨が硬くなるとどのようにして膝痛が起こるのか?

一例としてあげておきますね。

そうだなー。

じゃあ、イスから立ち上がった時に膝が痛くなった人という設定で。

イスから立ち上がるには体はどんな動きをするか?

ザックリいうと、

上体が前に移動して、背骨が反ってきて、お尻の筋力が働いて、足が地面を踏み込む

地面に踏み込んだ反動で立ち上がれるのです。

ここでもう一度。

膝が痛い人の特徴は、

猫背で背骨が硬い人。

そんなわけで、

膝痛の改善には背骨の柔軟性が必要になります。

ただ、

これだけで終わらないのが慢性痛のイヤな所。

背骨の柔軟性が無くなってくると、膝に体重をのせてなんとか立ち上がれるんですね。

なので本人はこの変な立ち上がり方には気づかずに何事もないように生活を続けてしまいます。

そうすると、

お尻の筋力は使う機会が少なくなるので反応がにぶってしまいます。

電化製品とか車でも一定期間ずっと放置しておくといざ使おうとした時には反応してくれなかったりしますよね?

結果的に

こうなる訳です。

神経的な問題なんかで起こっていることはほとんどなく、大抵は体の使い方が極端になっていることがほとんどです。

そんな状態でただジムに行って筋トレしても改善は難しいし、骨盤矯正を受けても根本にはならないです。

お尻の筋力低下は様々な症状に共通しているのでこれなら低リスク高リターンなトレーニングになりますからご参考までに(^^)

しかし

膝が痛い原因のほとんどは筋力がないからではないので、スクワットをやってむしろ膝を痛めてしまうケースもあります。

まずは腰を丸められるようにすることが大切なので、もし腰を丸められない方はまずこれからやってみてください(^^)

身体のケアも運動も確実にプラスになるものです。

当院に通わなくてもいいですがご自身でできないのであれば必ずどこかには通ってくださいね。

少しでも膝痛に悩まれている皆様の行動にして頂けるキッカケになれれば嬉しいです。

どこかのコメントでもなんでもいいので役に立ったと思われたらぜひお声かけください。

今後の活力になりますのでよろしくお願いします(^^)

 

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マスクのつけすぎは頭痛や肩こりの原因にも

細菌感染に効果があるといわれているマスク。

特に近年では外出時には必須のアイテムとなっていますね。

適材適所に使う分には大丈夫ですが、マスクのつけすぎは頭痛や肩こりの原因にもなり得ます。

■マスクのつけすぎは酸素不足状態に

マスクをするようになってから以前よりも頭痛や肩こりの頻度が増えた方は酸素をしっかりと体に取り込めていないかもしれません。

どういうことかというと、

人間は呼吸をすることで酸素を体内に取り込みます。

体内に取り込まれた酸素は血液と一緒に血管を流れて体全体に酸素を運びます。

つまり、

呼吸量が少ないと体内に取り込める酸素も少なくなるので結果的に酸素不足状態となります。

呼吸量は皆さんが思っている以上に大切なんです。

ただでさえストレスを感じると呼吸が浅くなって呼吸量は少なくなってしまうのにマスクを常につけておくとさらに呼吸量は少なくなってしまいます。

■酸素は体の栄養分

人間の体内には血管が張り巡らされ、血液が流れています。

骨と筋肉を除けば、じつに体の80%以上が血管であるといえます。

血液は体の栄養分を運びます。

まさに血管は体の「主要部分」といえます。

そして血液は体の主要部分である血管内を流れながらあちこちに酸素を供給することから酸素は体の「栄養分」といえます。

では、

酸素が体内に取り込みにくくなるとどうして頭痛や肩こりが起こってしまいやすくなるのか?

■酸素不足状態が続くとどうなる?

先ほど呼吸量が少ないと結果的に酸素不足状態になるとお伝えしましたが、

問題は酸素不足状態になったことではなく、

酸素不足状態から正常に戻らないことです。

酸素不足状態が続くと、

首や肩などの筋肉が頑張って酸素を体内に取り込もうとしてくれますが筋肉が凝り固まって疲労が蓄積されてしまいます。

その影響で血管が狭くなり、血流が悪くなることで筋肉や神経に血液が回らなくなり痛みや痺れを引き起こしてしまいます。

特に首や肩の筋肉が硬くなってくると、

頭に血液が回りにくくなるので頭痛やめまいなどの症状もでてきます。

■改善方法

呼吸量が少ないことは誰にでも起こります。

呼吸量が少ない状態から正常に戻らないことが原因で症状がでているので、

・しっかりと呼吸できるようにマスクはつけすぎないこと

・腹式呼吸を意識したケアをして呼吸量を正常に戻す

■腹式呼吸

腹式呼吸では呼吸の適正化を狙います。

呼吸が正常に戻ると肩こりや頭痛の改善はもちろん反り腰や猫背姿勢・免疫機能の正常化などの効果も。

そのためにはもちろん様々なトレーニングが必要になってきますが、

基本中の基本ドローインについてお伝えしますね!

ドローインでよくいわれているのがお腹を大きく膨らませること

ですが、これは大きな間違いです。

■ドローインとブレージング

ドローインというのは、

・お腹や背中を全体的に膨らませること

・インナーマッスルの活性化

を目的として行いたいのです。

呼吸が浅くなっている人では、

お腹が膨らみやすくなっていて背中は硬いパターンがほとんどです。

この場合、

お腹の膨らみを抑えて背中を膨らませられるようなドローインが効果的です。

ですので、

お腹を頑張って膨らませることはむしろ逆効果ともいえます。

対してブレージングは思い切り吐くことをいいます。

思い切り息を吐くと「フーッ」っと大きな音がたちますよね?

この時にはインナーマッスルの外側にある筋肉のアウターマッスルが大きく関わります。

特に横腹を指で少し強めに押さえて呼吸するとわかるのですが、表面の筋肉が硬くなって指が押し返される感覚がわかります。

ドローインがしっかりとできている人は、

同じように横腹を指で少し強めに押さえて呼吸すると、表面の筋肉はそんなに硬くならず常に横腹に指が入っている感覚がわかります。

これも勘違いしないで欲しいのがどっちが良い・悪いではなく、

どっちもできるようにコントロールできているか?がポイントです。

正しいドローインをしているつもりがブレージングになっていることも良くありますので今一度、正しいやり方を身につけて頂けると嬉しいです。

■ドローイン初心者でも簡単にできるエクササイズ


■まとめ

・人間は呼吸をすることで酸素を体内に取り込む

・呼吸量が少ないと体内に取り込める酸素も少なくなるので結果的に酸素不足状態となる

・体の主要部分である血管内を流れながらあちこちに酸素を供給することから酸素は体の「栄養分」といえる

・問題は酸素不足状態になったことではなく、酸素不足状態から正常に戻らないこと

・血流が悪くなることで筋肉や神経に血液が回らなくなり痛みや痺れを引き起こしてしまう

・しっかりと呼吸できるようにマスクはつけすぎないこと

・腹式呼吸を意識したケアをして呼吸量を正常に戻す

・正しいドローインをしているつもりがブレージングになっていることも良くあるので注意する

・ドローイン初心者はチャイルドポーズというエクササイズから始めてみる

 

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など

意外に知らない骨盤の構造。骨盤矯正で症状が良くならない理由

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骨盤の歪みは非常に気になりますよね。

歪みが気になる人のほとんどは、

体のどこかが痛いというお悩みを持たれているのではないでしょうか?

「骨盤は体の土台だから整えましょう」というのは良く耳にします。

皆さんは、骨盤矯正ってどんなイメージを持たれていますか?

一般的な解釈では、

骨盤の左右のズレをそろえることを骨盤矯正ということが多いと思います。

「脚の長さがそろった」とかですね。

もしあなたが、

何かしらの痛みをとりたい・痺れをとりたい

そんな想いで骨盤矯正を受けられていて、

改善していなければ、

それは骨盤の歪みが原因ではないかもしれません。

そもそも、

骨盤の構造を知らないで骨盤矯正を受けていませんか?

まずは、

骨盤の構造を理解しましょう。

■骨盤の構成

骨盤は体の土台といわれ、

歪むと様々な影響を体に及ぼすといわれています。

しかし、

背骨を直接支えているのは骨盤の中でも仙骨という骨です。

骨盤(こつばん)とは、

寛骨(こんこつ)・仙骨(せんこつ)・尾骨(びこつ)

3つの骨から構成されています。

皆さんが想像している骨盤とは、

寛骨のことを指していることが多いです。

これは多くの先生や指導者も勘違いしていることです。

■骨盤の歪みとは?

そもそも、

骨盤は左右対称ではありません。

骨盤は多少なりとも歪みがあるのが普通です。

骨盤の高さが左右で違うのが当然です。

ですから、

骨盤の高さをそろえる=痛み・痺れの解消

ということにはなりません。
※見た目を良くしたいなら話は別です。

実際、左右の骨盤の歪みを整えても痛みや痺れがとれないことなんてほとんどです。

■人間は左右非対称

人間の体は左右対象ではないことをまず覚えておきましょう。

(心臓はやや左より・膵臓は左にしかない・肝臓は右より・胃は左よりなど)

そもそも右利きの人が多いので重心も右に乗りやすいのが普通です。

右重心になるとどうなる?

骨盤は重心がかかっている方向に向くので左の骨盤は右に向きやすいということになります。

この時点で骨盤が左右均等ではありません。

■歪みをそろえれば痛みはとれる?

では歪みをそろえたとしましょう。

ベッド上での施術では確かに骨盤はそろえられたでしょう。

しかし、

帰ってからもその状態がキープできていると思っていませんか?

そもそも体を安定させることが苦手な人が、

骨盤矯正を受けてもその状態をキープすることはまず無理です。

なので、2.3日もすれば効果はなくなるのです。

歪みがとれたらそれで終わりではないです。

そもそも歪みが原因でもないパターンなんていくらでもあります。

歪みをそろえれば痛みや痺れがとれることにはなりません。

■まとめ

・体の土台は骨盤

・骨盤は寛骨(かんこつ)、仙骨(せんこつ)、尾骨(びこつ)の3つに分けられる

・仙骨が背骨の土台となっている

・骨盤は多少なり歪みがあるもの

・人間の体は左右対称ではない

・歪みをそろえても痛みや痺れがとれるわけではない

骨盤矯正が効果がないわけではなく、

症状や人によっては効果が出にくいのです。

腰痛の改善には骨盤矯正じゃないとダメなんてことはないです。

骨盤矯正を受ける前にこういったことも理解しておきましょう。

妊娠中に腹圧は上げちゃダメ?産前・産後の骨盤矯正のメリット・デメリット

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妊娠中に腹圧を上げちゃダメって思っていませんか?

よく「お医者さんに言われて…」、「エクササイズとかしたらダメですよね?」って質問されます。

結論からいうと、

専門的な知識を持ってる人にリスク管理をしてもらってやった方がいいです。

※なんでもかんでも腹圧を上げた方がいいという訳ではありません。

正直なところ、

妊娠中は普段の体の状態とは違うので何が起こるか分
からないです。

だから、

大事をとって安静にして下さいってお医者さんがいたり、ヨガ、ウォーキング、ピラティス、水泳をすすめるお医者さんがいたりするわけです。

なので、

「腹圧を上げるな」というお医者さんの意図は理解できます。

しかし、

「腹圧が上がる」とはどんな状態のことか理解できているお医者さんはそんなに多くないと思います。

もちろん、

腹圧が上がるメカニズムは分かっているからこそ、負担をかけないようにいうのだろうけど。

では、

■腹圧が上がるってどんな状態?

はっきりいって

ヨガ、ウォーキング、ピラティス、水泳で腹圧が上がって妊娠中の体に負担をかけることはまずないです。

※お腹がかなり大きかったら別ですけど。

「腹圧が上がる」って、かなり踏ん張ってパワーを発揮した時にしか上がりません。

例えば、

ウエイトトレーニングで高重量のスクワットやデッドリフトをした時にまぁまぁ上がるくらい。

1番腹圧が上がるのは思いっきりジャンプしたり取っ組み合いをした時とか、その時ぐらいです。

妊娠中にそんなことしないですよね?笑

一般的な体幹トレーニングなんかで腹圧が上がるなんてほぼないです。

よく体幹トレーニングで腹圧を上げるためにプランクしましょうっていってる人がいますよね。残念ながらそんな程度で腹圧は上がらないですから、、

腹圧っていうのは「安定させること」が何よりも重要で、「低下しない」ようにしないといけません。

皆さんは「腹圧が低下している」ことに気づいていないでしょう。

■腹圧が低下している状態とは?

腹圧は体幹の安定性に働きます。

腹圧が不安定で低下すると体幹がつぶれてしまい

反り腰、猫背、膝の痛みや脚の痺れ(坐骨神経痛など)などのリスクにつながります。

そんな人は腹圧を「安定させること」から意識しなければいけません。

体幹がつぶれたままではいくら骨盤矯正などの施術を受けてもベッドから立ったらすぐに元通りですよ。

■妊娠中は?

妊娠中ならなおさら、

妊娠前から姿勢不良で反り腰で「腹圧が低下」している状態の人が妊娠でお腹が大きくなると大半の確立で腰痛を引き起こします。

こんな人はそもそも、

腹圧が低下している状態なので

通常の「安定した腹圧」に戻すために「腹圧を上げる」ほうがいいと思いませんか?

だって、腹圧が低いと内臓下垂になって子宮とか胎児の負担はかかるってことですよね。

そっちの方がリスクでしょ。ってことです。

ただし、通常の腹圧がある状態で更に腹圧を上げるのはNG!

■産前・産後の骨盤矯正

骨盤矯正っていうのはネームバリューがあるので、使いやすいんです。

やり方は無数にあって、ストレッチでもマッサージでもボキボキでもカイロプラクティックでもヨガでもピラティスでもトレーニングでも骨盤矯正は可能です。

・骨盤矯正という商品を受けたいのか?

・骨盤を適正の位置に戻したいのか?

・適正に戻した骨盤を維持させたいのか?

・見た目をよくしたいのか?

・腰痛をなくしたいのか?

受ける人の目的に応じて骨盤矯正は効果がある・ない

に分かれてしまいます。

ようは骨盤にアプローチができれば骨盤矯正になるのです。

あなたの目的と骨盤矯正のメリット・デメリットでプラスの要素が多ければ受けるべきだしマイナスの要素が多ければ違う施術をされたほうが良いと思います。

メリットばかりに目が行きがちですが、マイナスの要素が多い人は骨盤矯正を受けるよりもマイナスの要素をプラスに変える施術を受けられたほうが良いかも知れませんね。

これを勘違いしていると色んな所でカモにされるので気をつけてくださいね!

半年通い続けて求めている効果が感じられないならあなたには骨盤矯正以外の施術が必要なのかもしれません。

■まとめ

・腹圧は上げない方が良い

・ただし、腹圧が低下している場合はむしろ上げた方が子宮や胎児の負担は減る

・腹圧はそんな簡単に上がらない

・腹圧が1番上がるのは思いっきりジャンプしたり取っ組み合いをした時など

・買い物で重い荷物を持つ程度や一般的な体幹トレーニングは基本的にはやっても大丈夫

・骨盤矯正の方法は無数にある

・半年通い続けて効果が感じられないなら違う施術のほうがあなたの体に合っている可能性もある

・腹圧は上げちゃダメっていう理論は正しいけど、現実はそれにそぐわない事が多いので個々で対応するべき