腰痛のほとんどの方は、
体が固いですよね。
もちろん、
体がすごく柔らかいのに腰痛のある方もいますが。
今回は体が固い前提でのお話です。
まず知っていただきたいこと。
腰痛の症状が出ているほとんどの方は、
腰以外の関節の動きが悪くなっていることが多い
ということです。
その中でも特に、
猫背や反り腰と呼ばれる方がほとんどだと思います。
猫背になると、
背骨の動きが固くなってしまい、
本来動くはずの動作ができなくなります。
そうなってくると、
それ以上動く必要のない腰に頼ってしまう為、
腰には負担がかかり、
疲労が蓄積されます。
そして、
反り腰になると、
股関節の動きが固くなってしまい、
骨盤が歪んできます。
股関節は骨盤と密接に関係しているので、
股関節の固さ=骨盤の歪み
となります。
そうなってくると、
骨盤に支えて貰っている上半身は、
骨盤の歪みのバランスをとろうとします。
それを担うのが、
腰なんです。
これまた、
腰に負担がかかることで疲労が蓄積されるのです。
つまり、
腰を揉むのも1つの手ではありますが、
猫背や反り腰の原因となる癖が解決方法となります。
ただ、
残念ながら日常生活では避けられない仕事の体勢があるのも事実です。
そんな時に必要となってくるのが、
ストレッチです。
というわけで、
猫背の状態を作っている肩甲骨、
反り腰の状態を作っている股関節、
これらの硬さをとるストレッチが重要になってきますよね。
ストレッチの方法などについては、
近日中にYouTubeにアップしようと思いますので、
ぜひご視聴下さい^_^
寝違えの痛みは多くの人が経験しますよね。
朝起きた時に、
首を動かすと痛みが走ったり、
頭痛がしたり、
背中まで痛むこともあります。
そんな違和感が、
数日で無くなる方もいれば、
数週間と続く方もいます。
寝違えが起こる主な原因とは?
「睡眠中の姿勢」です。
通常では、
睡眠中に体勢がしんどくなれば、
ヒトは無意識に寝返りをうちます。
そうすることで、
体の循環や体温、歪みなどを調節しているといわれています。
確かに、
1日の約3分の1は睡眠(6~8時間)ですから、
とても同じ姿勢ではいられないですよね。
一般的には20回ほど寝返りをうつのですが、
枕が高かったり、
疲労で寝返りがうてなかったり、
首に負担のかかる姿勢が長時間続くことで、
筋肉や靭帯にストレスがかかり、
「寝違え」が起こります。
案外、
自分自身の寝ている姿勢が悪いって皆さん気づいていないんです。
よく寝違えを起こす方や肩こりの方に寝方や枕の高さを聞くと、ほとんどの人が首や肩にストレスかかりそうな寝方だし、枕高すぎです。
気持ち良く寝ることは大事ですが、
実際に寝違えや肩こりで悩まれているのであれば、
その辺りを改善する必要もあると思いますよ。
さて、
実際に寝違えてしまった場合は、
どう対処すればいいのか?
温めた方がいいのか?
冷やした方がいいのか?
痛い=温める(血行を良くする)
と思っている方も多いですが、
ひどい痛みがあり、痛い部分が腫れていたり熱感がある場合はまず冷やしましょう。
炎症が起きている可能性が高いので、
冷やすことで炎症をやわらげます。
袋に氷水を入れたり、保冷剤をタオルで巻いて痛みのでている部分に当てて下さい。
※10分~30分を目安に当ててみて下さい。
冷たすぎると感じた場合は、冷やすのを一度やめて時間を置いて再度短い時間で冷やしましょう。
おおよそ3日ぐらいたつと、
痛みのあった部分の痛みや腫れや熱感がなくなってきます。
炎症が落ち着いてきた証拠なので、
冷やす必要はなくなります。
今度は、
温めて血行を良くしていきましょう。
肩こりや寝違えの予防にもなります。
※3日はあくまでも目安ですので、
痛みや腫れや熱感の状態をみて判断しましょう。
湿布を痛みのある部分に貼るのも有効
湿布(消炎鎮痛剤)を貼ることで、
痛みの軽減ができます。
※痛みが軽減したことで治ったと勘違いして無理に動かす方もいますが、できるだけ安静にしておいた方がいいです。
寝違え初日に避けるべき行為
・首のストレッチやマッサージ
・入浴
・無理に動かす
症状を更に悪化させる可能性があります。
早めに対応すれば、
回復もその分だけ早くなります。
当院は「寝違え」の施術も得意なのでお困りの際はなるべく早くご来院ください。
「1,2,3,4、5,6,7,8」
このように、
ゆっくり運動前や練習前に筋肉を伸ばすストレッチを行っている風景をよく見ます。
ちなみに、
ふくらはぎを伸ばしています。
「グ〜〜」っと伸ばすと硬くなっていた筋肉が伸ばされるので気持ちいいですよね^_^
ところで、
ストレッチの効果ってご存知ですか?
ストレッチの効果
・柔軟性(関節可動域)の改善
・筋緊張の低下
・血流促進
・疲労回復
・傷害予防
・スポーツパフォーマンスの向上
などです。
この中でも最も効果のあるのが、
筋肉の柔軟性の改善といわれています。
ほとんどの方は、
この柔軟性を意識してストレッチを行われていると思います。
ただし、
このストレッチは運動前に行うのはあまり、
良くはないみたいです。
なぜか?
それは、
ストレッチの種類によります。
ストレッチの種類
①伸ばした状態を維持する
・スタティックストレッチ(静的ストレッチ)
②動きながら筋肉を伸ばしたり縮めたりする
・aバリスティックストレッチ(反動的ストレッチ)
・bダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)
③筋肉の緊張を高めて活動させることで筋肉を緩める
・PNF(固有受動的神経促進法)
大きく、
4つに分けられます。
①のスタティックストレッチは、
みなさんがよく行うストレッチですよね。
②
aのバリスティックストレッチは、
学生時代に体育の準備体操で反動をつけたストレッチをしたと思います。
よくペアで押しあっていましたよね。
bのダイナミックストレッチは、
ラジオ体操を思い浮かべて下さい。
③のPNFは、
リバビリの現場で行われていたりします。
では、
ストレッチの特徴を解説していきます。
スタティックストレッチ
反動や弾みをつけないストレッチなので、筋肉の損傷は少なく安全に行われます。
なので、
筋肉の柔軟性を向上させ、
関節の動きを大きくしたいなら、
スタティックストレッチがいいと思います。
その反面、
スタティックストレッチで高めた柔軟性が動きの中で十分に活かせない可能性があります。
動きの中で必要なのは動的な柔軟性であり、
静的な柔軟性が高いだけでは十分とはいえません。
バリスティックストレッチ
強い反動をつけて行うと、反射によって筋肉が逆に硬くなってしまいます。
ストレッチの効果を高めることは難しく、
筋肉も痛めやすいので、
ダメとはいいませんが関節の動きを大きくしたいのならば、あまり適しているとはいえません。
ダイナミックストレッチ
ゆっくりした動作を行いながら伸ばすので、
その人が持っている動的な柔軟性を引き出すことができます。
傷害の予防、パフォーマンスアップに適しているといえます。
PNF
これは、今回の話には関係ないので割愛します。
結論は、
運動前の効果的なストレッチとは、
ダイナミックストレッチを取り入れるということです。
あくまでも「目的による」ということです。
今回のストレッチの種類と特徴をふまえて、
上手に使い分けて下さい^_^
ご相談などがあれば、いつでもご連絡下さい。
とか言ってて今まで連絡きたことが1回しかない。(笑)
では、
ご連絡お待ちしております♪♪
結構ありがちな目線ですよね^_^
スマホがダメって言ってる訳じゃなくて、
目の集中がスマホにばっかり向いていると、
時間って面白いぐらいたつのはやくないですか?
この写真の目線、
例えば、
座って見えている方もいれば、
寝転んで上に持ち上げてスマホを触っていたりしてませんか?
しかもゲームなんかしてたら1時間なんて余裕で過ぎるし。(笑)
こんなのスマホが無かったら絶対耐えられないですよね。
そうこうしているうちに、
背中が張ったり、肩がこったり、腰が痛くなったりするわけですよ。
おまけに目が疲れてくるし、
なんか眠れないし。
気がついた時だけでも、
一旦、
スマホを置いて、
立って背筋を伸ばしたり、
首のストレッチしてみてはいかがでしょうか?
気づかないうちにのめり込んでしまうので、
スマホ恐るべし。(笑)
というか、
のめり込んでいる自分が恐い😱
口呼吸と鼻呼吸どっちがいいと思いますか?
答えは、鼻呼吸です。
「なぜ口呼吸がダメなのか?」
それは、呼吸において口はデメリットばっかりだからです。
口というのは、
直接粘膜に接しているので、
すごく菌が入りやすいんです。
口で呼吸をしていると、
吸い込んだ菌がダイレクトにノドに到達します。
そうすると、風邪や肺炎を引き起こしやすくなります。
良いものも悪いものもキャッチしてしまう口は、
呼吸をするうえでは、
あまりいい働きをするとは言えませんよね。
それに対して、
鼻呼吸はというと、
しっかり悪いものをキャッチしてくれるのです。
「なぜそんな事ができるのか?」
それは、
鼻からノドまでは鼻腔といって、
外の空気を肺に取り込む通路になっています。
そこには沢山の繊毛という「フィルター」が備わっていて、
通過する空気を温め、湿度を上げます。
すごくないですか?
その繊毛という名の「フィルター」で小さなごみや細菌やウィルスを絡めてとって、
ノドや気管支、肺まで届かないように防御しています。
鼻呼吸って素晴らしいと思いませんか?
ですが、
そもそも鼻が詰まって鼻呼吸ができない方、
口がかってに開いて口呼吸に依存する方、
様々な方がいますよね。
そもそも、
習慣的な口呼吸の人は、
口を閉じる筋肉(口輪筋)の力が低下している可能性があります。
そんな方は、
「あいうべ体操」という口輪筋を鍛える方法が有効です。
「あ〜、い〜、う〜、べ〜」と口や舌を大きく動かすことがコツです。
できれば、声を出してやってみましょう。
発声も1つのトレーニングです。
回数ですが、
まずは15回から始めてみて、
慣れてきたら30回と増やしてみましょう。
回数よりもしっかり意識する事の方が大切です。
これは、
高齢者の肺炎予防で、
実際にリバビリデイサービスでも実施されていますね。
マスクも大事ですが、
まずは「鼻呼吸」をしてみてはいかがでしょうか?
口呼吸では、
乾燥する事で唾液の量が減ってしまう為、
免疫力が低下してしまいます。
また、
脳にも負担がかかるので、
慢性的な疲労状態に陥ってしまい、
集中力の低下や睡眠にも悪影響を及ぼします。
鼻呼吸では、
免疫力低下の予防にもなりますので、
風邪やウイルスの罹患率が減少しますよ。
市販でも、
鼻呼吸テープが売られていますので、
試されてみてはいかがでしょうか?