ブログ

月別アーカイブ: 2020年8月

マスクのつけすぎは頭痛や肩こりの原因にも

細菌感染に効果があるといわれているマスク。

特に近年では外出時には必須のアイテムとなっていますね。

適材適所に使う分には大丈夫ですが、マスクのつけすぎは頭痛や肩こりの原因にもなり得ます。

■マスクのつけすぎは酸素不足状態に

マスクをするようになってから以前よりも頭痛や肩こりの頻度が増えた方は酸素をしっかりと体に取り込めていないかもしれません。

どういうことかというと、

人間は呼吸をすることで酸素を体内に取り込みます。

体内に取り込まれた酸素は血液と一緒に血管を流れて体全体に酸素を運びます。

つまり、

呼吸量が少ないと体内に取り込める酸素も少なくなるので結果的に酸素不足状態となります。

呼吸量は皆さんが思っている以上に大切なんです。

ただでさえストレスを感じると呼吸が浅くなって呼吸量は少なくなってしまうのにマスクを常につけておくとさらに呼吸量は少なくなってしまいます。

■酸素は体の栄養分

人間の体内には血管が張り巡らされ、血液が流れています。

骨と筋肉を除けば、じつに体の80%以上が血管であるといえます。

血液は体の栄養分を運びます。

まさに血管は体の「主要部分」といえます。

そして血液は体の主要部分である血管内を流れながらあちこちに酸素を供給することから酸素は体の「栄養分」といえます。

では、

酸素が体内に取り込みにくくなるとどうして頭痛や肩こりが起こってしまいやすくなるのか?

■酸素不足状態が続くとどうなる?

先ほど呼吸量が少ないと結果的に酸素不足状態になるとお伝えしましたが、

問題は酸素不足状態になったことではなく、

酸素不足状態から正常に戻らないことです。

酸素不足状態が続くと、

首や肩などの筋肉が頑張って酸素を体内に取り込もうとしてくれますが筋肉が凝り固まって疲労が蓄積されてしまいます。

その影響で血管が狭くなり、血流が悪くなることで筋肉や神経に血液が回らなくなり痛みや痺れを引き起こしてしまいます。

特に首や肩の筋肉が硬くなってくると、

頭に血液が回りにくくなるので頭痛やめまいなどの症状もでてきます。

■改善方法

呼吸量が少ないことは誰にでも起こります。

呼吸量が少ない状態から正常に戻らないことが原因で症状がでているので、

・しっかりと呼吸できるようにマスクはつけすぎないこと

・腹式呼吸を意識したケアをして呼吸量を正常に戻す

■腹式呼吸

腹式呼吸では呼吸の適正化を狙います。

呼吸が正常に戻ると肩こりや頭痛の改善はもちろん反り腰や猫背姿勢・免疫機能の正常化などの効果も。

そのためにはもちろん様々なトレーニングが必要になってきますが、

基本中の基本ドローインについてお伝えしますね!

ドローインでよくいわれているのがお腹を大きく膨らませること

ですが、これは大きな間違いです。

■ドローインとブレージング

ドローインというのは、

・お腹や背中を全体的に膨らませること

・インナーマッスルの活性化

を目的として行いたいのです。

呼吸が浅くなっている人では、

お腹が膨らみやすくなっていて背中は硬いパターンがほとんどです。

この場合、

お腹の膨らみを抑えて背中を膨らませられるようなドローインが効果的です。

ですので、

お腹を頑張って膨らませることはむしろ逆効果ともいえます。

対してブレージングは思い切り吐くことをいいます。

思い切り息を吐くと「フーッ」っと大きな音がたちますよね?

この時にはインナーマッスルの外側にある筋肉のアウターマッスルが大きく関わります。

特に横腹を指で少し強めに押さえて呼吸するとわかるのですが、表面の筋肉が硬くなって指が押し返される感覚がわかります。

ドローインがしっかりとできている人は、

同じように横腹を指で少し強めに押さえて呼吸すると、表面の筋肉はそんなに硬くならず常に横腹に指が入っている感覚がわかります。

これも勘違いしないで欲しいのがどっちが良い・悪いではなく、

どっちもできるようにコントロールできているか?がポイントです。

正しいドローインをしているつもりがブレージングになっていることも良くありますので今一度、正しいやり方を身につけて頂けると嬉しいです。

■ドローイン初心者でも簡単にできるエクササイズ


■まとめ

・人間は呼吸をすることで酸素を体内に取り込む

・呼吸量が少ないと体内に取り込める酸素も少なくなるので結果的に酸素不足状態となる

・体の主要部分である血管内を流れながらあちこちに酸素を供給することから酸素は体の「栄養分」といえる

・問題は酸素不足状態になったことではなく、酸素不足状態から正常に戻らないこと

・血流が悪くなることで筋肉や神経に血液が回らなくなり痛みや痺れを引き起こしてしまう

・しっかりと呼吸できるようにマスクはつけすぎないこと

・腹式呼吸を意識したケアをして呼吸量を正常に戻す

・正しいドローインをしているつもりがブレージングになっていることも良くあるので注意する

・ドローイン初心者はチャイルドポーズというエクササイズから始めてみる

 

堺市・中百舌鳥(なかもず)地域で腰痛や肩こり、膝の痛みの施術や猫背・反り腰などの姿勢改善を得意とする。
対症療法から根本療法まで一人一人のお身体に合わせた治療をコンセプトにしているコレクト整骨院/整体院

院長 張本孝一
〇柔道整復師免許
〇Finoaテーピングライセンス
〇日本ストレッチング協会
など

意外に知らない骨盤の構造。骨盤矯正で症状が良くならない理由

image0_4.jpeg

骨盤の歪みは非常に気になりますよね。

歪みが気になる人のほとんどは、

体のどこかが痛いというお悩みを持たれているのではないでしょうか?

「骨盤は体の土台だから整えましょう」というのは良く耳にします。

皆さんは、骨盤矯正ってどんなイメージを持たれていますか?

一般的な解釈では、

骨盤の左右のズレをそろえることを骨盤矯正ということが多いと思います。

「脚の長さがそろった」とかですね。

もしあなたが、

何かしらの痛みをとりたい・痺れをとりたい

そんな想いで骨盤矯正を受けられていて、

改善していなければ、

それは骨盤の歪みが原因ではないかもしれません。

そもそも、

骨盤の構造を知らないで骨盤矯正を受けていませんか?

まずは、

骨盤の構造を理解しましょう。

■骨盤の構成

骨盤は体の土台といわれ、

歪むと様々な影響を体に及ぼすといわれています。

しかし、

背骨を直接支えているのは骨盤の中でも仙骨という骨です。

骨盤(こつばん)とは、

寛骨(こんこつ)・仙骨(せんこつ)・尾骨(びこつ)

3つの骨から構成されています。

皆さんが想像している骨盤とは、

寛骨のことを指していることが多いです。

これは多くの先生や指導者も勘違いしていることです。

■骨盤の歪みとは?

そもそも、

骨盤は左右対称ではありません。

骨盤は多少なりとも歪みがあるのが普通です。

骨盤の高さが左右で違うのが当然です。

ですから、

骨盤の高さをそろえる=痛み・痺れの解消

ということにはなりません。
※見た目を良くしたいなら話は別です。

実際、左右の骨盤の歪みを整えても痛みや痺れがとれないことなんてほとんどです。

■人間は左右非対称

人間の体は左右対象ではないことをまず覚えておきましょう。

(心臓はやや左より・膵臓は左にしかない・肝臓は右より・胃は左よりなど)

そもそも右利きの人が多いので重心も右に乗りやすいのが普通です。

右重心になるとどうなる?

骨盤は重心がかかっている方向に向くので左の骨盤は右に向きやすいということになります。

この時点で骨盤が左右均等ではありません。

■歪みをそろえれば痛みはとれる?

では歪みをそろえたとしましょう。

ベッド上での施術では確かに骨盤はそろえられたでしょう。

しかし、

帰ってからもその状態がキープできていると思っていませんか?

そもそも体を安定させることが苦手な人が、

骨盤矯正を受けてもその状態をキープすることはまず無理です。

なので、2.3日もすれば効果はなくなるのです。

歪みがとれたらそれで終わりではないです。

そもそも歪みが原因でもないパターンなんていくらでもあります。

歪みをそろえれば痛みや痺れがとれることにはなりません。

■まとめ

・体の土台は骨盤

・骨盤は寛骨(かんこつ)、仙骨(せんこつ)、尾骨(びこつ)の3つに分けられる

・仙骨が背骨の土台となっている

・骨盤は多少なり歪みがあるもの

・人間の体は左右対称ではない

・歪みをそろえても痛みや痺れがとれるわけではない

骨盤矯正が効果がないわけではなく、

症状や人によっては効果が出にくいのです。

腰痛の改善には骨盤矯正じゃないとダメなんてことはないです。

骨盤矯正を受ける前にこういったことも理解しておきましょう。

妊娠中に腹圧は上げちゃダメ?産前・産後の骨盤矯正のメリット・デメリット

image0_3.jpeg

妊娠中に腹圧を上げちゃダメって思っていませんか?

よく「お医者さんに言われて…」、「エクササイズとかしたらダメですよね?」って質問されます。

結論からいうと、

専門的な知識を持ってる人にリスク管理をしてもらってやった方がいいです。

※なんでもかんでも腹圧を上げた方がいいという訳ではありません。

正直なところ、

妊娠中は普段の体の状態とは違うので何が起こるか分
からないです。

だから、

大事をとって安静にして下さいってお医者さんがいたり、ヨガ、ウォーキング、ピラティス、水泳をすすめるお医者さんがいたりするわけです。

なので、

「腹圧を上げるな」というお医者さんの意図は理解できます。

しかし、

「腹圧が上がる」とはどんな状態のことか理解できているお医者さんはそんなに多くないと思います。

もちろん、

腹圧が上がるメカニズムは分かっているからこそ、負担をかけないようにいうのだろうけど。

では、

■腹圧が上がるってどんな状態?

はっきりいって

ヨガ、ウォーキング、ピラティス、水泳で腹圧が上がって妊娠中の体に負担をかけることはまずないです。

※お腹がかなり大きかったら別ですけど。

「腹圧が上がる」って、かなり踏ん張ってパワーを発揮した時にしか上がりません。

例えば、

ウエイトトレーニングで高重量のスクワットやデッドリフトをした時にまぁまぁ上がるくらい。

1番腹圧が上がるのは思いっきりジャンプしたり取っ組み合いをした時とか、その時ぐらいです。

妊娠中にそんなことしないですよね?笑

一般的な体幹トレーニングなんかで腹圧が上がるなんてほぼないです。

よく体幹トレーニングで腹圧を上げるためにプランクしましょうっていってる人がいますよね。残念ながらそんな程度で腹圧は上がらないですから、、

腹圧っていうのは「安定させること」が何よりも重要で、「低下しない」ようにしないといけません。

皆さんは「腹圧が低下している」ことに気づいていないでしょう。

■腹圧が低下している状態とは?

腹圧は体幹の安定性に働きます。

腹圧が不安定で低下すると体幹がつぶれてしまい

反り腰、猫背、膝の痛みや脚の痺れ(坐骨神経痛など)などのリスクにつながります。

そんな人は腹圧を「安定させること」から意識しなければいけません。

体幹がつぶれたままではいくら骨盤矯正などの施術を受けてもベッドから立ったらすぐに元通りですよ。

■妊娠中は?

妊娠中ならなおさら、

妊娠前から姿勢不良で反り腰で「腹圧が低下」している状態の人が妊娠でお腹が大きくなると大半の確立で腰痛を引き起こします。

こんな人はそもそも、

腹圧が低下している状態なので

通常の「安定した腹圧」に戻すために「腹圧を上げる」ほうがいいと思いませんか?

だって、腹圧が低いと内臓下垂になって子宮とか胎児の負担はかかるってことですよね。

そっちの方がリスクでしょ。ってことです。

ただし、通常の腹圧がある状態で更に腹圧を上げるのはNG!

■産前・産後の骨盤矯正

骨盤矯正っていうのはネームバリューがあるので、使いやすいんです。

やり方は無数にあって、ストレッチでもマッサージでもボキボキでもカイロプラクティックでもヨガでもピラティスでもトレーニングでも骨盤矯正は可能です。

・骨盤矯正という商品を受けたいのか?

・骨盤を適正の位置に戻したいのか?

・適正に戻した骨盤を維持させたいのか?

・見た目をよくしたいのか?

・腰痛をなくしたいのか?

受ける人の目的に応じて骨盤矯正は効果がある・ない

に分かれてしまいます。

ようは骨盤にアプローチができれば骨盤矯正になるのです。

あなたの目的と骨盤矯正のメリット・デメリットでプラスの要素が多ければ受けるべきだしマイナスの要素が多ければ違う施術をされたほうが良いと思います。

メリットばかりに目が行きがちですが、マイナスの要素が多い人は骨盤矯正を受けるよりもマイナスの要素をプラスに変える施術を受けられたほうが良いかも知れませんね。

これを勘違いしていると色んな所でカモにされるので気をつけてくださいね!

半年通い続けて求めている効果が感じられないならあなたには骨盤矯正以外の施術が必要なのかもしれません。

■まとめ

・腹圧は上げない方が良い

・ただし、腹圧が低下している場合はむしろ上げた方が子宮や胎児の負担は減る

・腹圧はそんな簡単に上がらない

・腹圧が1番上がるのは思いっきりジャンプしたり取っ組み合いをした時など

・買い物で重い荷物を持つ程度や一般的な体幹トレーニングは基本的にはやっても大丈夫

・骨盤矯正の方法は無数にある

・半年通い続けて効果が感じられないなら違う施術のほうがあなたの体に合っている可能性もある

・腹圧は上げちゃダメっていう理論は正しいけど、現実はそれにそぐわない事が多いので個々で対応するべき

 

接骨院・整骨院・鍼灸院・整体院の違い

現在、治療院の数は全国で13万件以上ともいわれています。

私たちが普段、当たり前のように利用するコンビニエンスストアの2倍ぐらいあるそうです。

・どこに通えばいいの?

・どんな時に通うの?

・何が違うの?

・何をしてくれるの?

・料金はいくらぐらいするの?

おそらく治療院に通うにあたって初めての方はこういった所が気になるのではないでしょうか?

接骨院・整骨院・鍼灸院・整体院の順に説明していきます。

まず、病院や整形外科などの医師やリラクゼーションのような揉みほぐしとは違いがあることを覚えておきましょう!

医師とは、簡単にいうと診断のスペシャリストです。
また、手術や薬の処方、レントゲンを撮ることも許された医療の神様的な存在です。(青春を医療の知識に捧げられた方々です。6年の教育に2年以上の研修)

揉みほぐしは、例えばあなたがリラクゼーションサロンで務めたいと思った場合すぐに務められる訳がないと思いませんか?
ですが、リラクゼーションサロンに関しては研修期間中にマッサージを教えて貰えるのでそこで合格できれば普通にマッサージができるのです。
つまり、資格は関係なく一定の揉みほぐしの技術ができれば誰でもできるということです。(一部、民間資格がないと務められない場所もあります)

さて、ここの違いがある程度わかれば次は治療院の違いについてお話していきますね!

〇接骨院・整骨院は国家資格で柔道整復師免許が必要

〇鍼灸院は国家資格ではり師・きゅう師(あん摩マッサージ指圧師)免許が必要

〇整体院は民間資格・国家資格関係なし

■接骨院

骨折・脱臼の応急処置や捻挫・打撲・肉離れなどの施術をしてくれます。

突き指やぎっくり腰をした時などに通われたりします。

施術の内容
・冷罨法・・・痛めた部位を冷やす
・温罨法・・・痛めた部位を温める
・電療法・・・痛めた部位に電気を流す
・マッサージ・・・痛めた部位やそこに関係する部位を揉む

料金
急性といって、捻挫や肉離れなどを起こした時に通えば保険適用となり3割負担の方で300円~1,500円ぐらいだと思ってください。
※肩こり・慢性的な腰痛は保険適用外

注意点
もちろん、接骨院の基本的な施術内容に加えてその院で独自の理論や施術方法があるのでその場合はある施術内容や料金も変わってきます。
また、上記にもある通り慢性症状での施術は保険適用外のため実費負担となります。
接骨院=保険適用のイメージはやめた方が良いですね。

■整骨院

接骨院との違いはありません。
正しくは整骨院ではなく接骨院なのですが開業届の時に〇〇整骨院でも許可されるので正直謎です。

接骨院と整骨院は一緒だと思って頂いても大丈夫です。

■鍼灸院

なんといっても接骨院との違いは慢性症状の保険適用が可能という所です。
ただし、何でもという訳ではなく神経痛・リウマチ・四十・五十肩・頸腕症候群・腰痛症・頚椎捻挫後遺症もしくは医師の同意書があれば保険適用となります。

病院に通っても治療の効果が得られなかった時などに通われたりします。

鍼灸接骨院・鍼灸整骨院など、鍼灸院と接骨院(整骨院)併設をしている院も多いですよね!

施術の内容
・鍼(針)・・・針を刺してツボを刺激する
・灸・・・灸を置いて温める
・温罨法・・・痛めた部位を温める
・電療法・・・痛めた部位に電気をあてる
・マッサージ・・・痛めた部位やそこに関係する部位を揉む

料金
保険適用の場合は3割負担の方で300円~1,500円ぐらいだと思っていてください。
※保険適用外の場合は実費

注意点
保険適用をしたいなら基本的には医師の同意書がいるので鍼灸院から渡される同意書を持ってご自身でクリニックや整形外科に行き同意書にサインして貰わないといけません。(定期的に必要です。3ヶ月~6ヶ月)

■整体院

実費治療なので急性・慢性関係なしです。
整体院は資格も関係ないので本当に様々な施術を得意としている方たちが多いですね!
代表例だとカイロプラクティック・骨盤矯正・美容専門・腰痛専門・ストレッチ専門など

ご自身に合う形で施術できるのが1番のメリットだと思います。

施術内容
国家資格者から民間資格者まで様々な方がされているので多種多様です。

料金
5,000円前後が多いです。
その院独自の理論や施術方法によっては10,000円の所もあります。

注意点
全員ではありませんがやはり専門性が少し落ちますので腰痛治療で逆に腰を痛めたという例もあります。
(もちろん、整体院に限った話ではありませんがやや多いという印象です。)

■まとめ

いかがでしょうか?
治療院の数は本当に多いうえに競争率が激しいのでチラシとか〇〇メソッドとかで集客している院も多いです。どこにいけばいいかはその人のお身体の悩みや状態によって変わります。

簡単に分けると、
単純にマッサージが好きで安価かつ長時間してほしいのならリラクゼーション
お身体のメンテナンスや改善をしたいなら整体院
ぎっくり腰などをした時は接骨院(整骨院)、鍼灸院
になります。

料金が安くても効果が出ないなんてことはないですが、基本的にラーメン屋さんに行って300円のラーメンと800円のラーメンが同じ味のはずがありませんよね?
しっかり出汁をとって手間暇かけた料理とカップ麺とでは味に差が出てくるのは当たり前のように施術もその方が手間暇かけて試行錯誤して手に入れた施術が安くできるはずがありません。

大まかにいうとこんな感じになります。
ご不明点などあればお気軽にご連絡くださいね!

堺市・中百舌鳥(なかもず)地域で腰痛や肩こり、膝の痛みの施術や猫背・反り腰などの姿勢改善を得意とする。
対症療法から根本療法まで一人一人のお身体に合わせた治療をコンセプトにしているコレクト整骨院/整体院

院長 張本孝一
〇柔道整復師免許
〇Finoaテーピングライセンス
〇日本ストレッチング協会
など

 

本当に体が柔らかければ腰痛にならないの?

image0_2.jpeg

そもそも腰痛っていうのはなくなるのでしょうか?

答えはNOです。

なぜかというと腰痛という刺激を体が覚えるので同じ刺激が入ると痛みを感じやすくなるからです。

なので腰痛はとれたら終わりではなくてむしろそこから腰痛の予防としてケアを続けていくしかないということになるのです。

さて、

ここからが本題です^_^

腰痛の原因の1つに体の硬さがあげられますよね。

確かに柔軟性って凄く大事です。

では、

体が柔らかい人は腰痛にならないと思いますか?

image1.jpeg

以前SNSでアンケートをとった結果です。
※11人の投票でした。

皆さんはどう思われましたか?

確かに柔軟性はとても大事です。

しかしこれだと体が柔らかい人は腰痛にならないことになってしまいます。

そんなことはないですよね?

理由の1つとして、

体が柔らかい人は関節の動きが大きい分それを扱える筋肉のコントロールが必要なのです。

難しい話になりましたね。笑

ようはアクセルばっかりでブレーキが効かない乗り物だと思ってください。

止まりたい時に止まれなかったら事故しますよね。

体でいう所の腰痛になるということ。

基本的に体が硬い人が多いのでもちろん柔軟性をあげることは大事ですよ。

でもそれだけじゃダメだし、本当の意味で腰痛予防をするならまぎれもなく「筋肉や関節の扱い方」が1番大事なんです。

これができてくるとそこそこ体が硬い人でも腰痛がでないようにするのも可能です。

という訳で、
体が柔らかい=腰痛にならない
ではないということがお分かり頂けたかと思います^_^

もしお体のことで悩まれていることがあればお気軽にご連絡くださいね!

猫背改善したいなら赤ちゃんのマネをしましょう

猫背を改善したい

そう思う方は多いですよね!

ネットで検索すれば猫背改善に関する様々な情報がでてきます。

よし!これから頑張って猫背を改善していくぞ!

なんてはじめは意気込んでいてもなかなか改善しないことで半ばあきらめている方も多いはず。

残念ながら

筋肉のストレッチ肩甲骨はがしといった筋肉を緩めるだけでは猫背は改善しません。

ネットやテレビで報道されている多くのことはメリットを言っているばかりでデメリットを無視している傾向にあります。

ここでは見落とされているけど実は猫背改善の基盤として必ず必要な身体の機能をご紹介したいと思います。

皆さんは赤ちゃんがハイハイをしているのを見たことがありますか?

もちろんありますし成長過程では必ずやってきましたよね。

このハイハイという動作が体に与えてくれる影響というのは皆様が思っている以上に大切なんです。

ここからは少し難しい説明になります。

赤ちゃんはハイハイや四つ這いで手をつくことで肩甲骨や肩の機能を作ります。

具体的には手をつく動作で体にどんなことが起きるかといいますと、

床に手をつくと床からの力が腕を伝って肩甲骨まで負荷がかかります。

床を押し返すことで上腕骨のハマりの適合性が高まり肩の機能が向上します。

美姿勢やパフォーマンスの向上には必須のエクササイズなんです。

簡単にいうと

肩の関節は肩甲骨と上腕骨(じょうわんこつ)という2つの骨から構成されていてこの2つの骨同士がうまく適合しています。

猫背姿勢になると肩甲骨や上腕骨が正しい位置からでてしまうのでこの適合性がなくなってしまいます。

この状態を巻き肩と呼びます。

基本的には猫背になると巻き肩もセットになります。

この巻き肩をまずは改善させるために必要なエクササイズが手をつくということです。

手は常に宙ぶらりんで肩甲骨からぶら下がっていますよね。

例えば、

肩周りを鍛える時にはアームカールなど手にダンベルとか重たいものを持って肩に刺激を入れますが、腕立てやプランク、ヨガのダウンドッグなどを行う時には手を床につきます。

これは体への刺激の反応のちがいがあります。

・アームカール・・・体幹から力を発生させて手先をコントロールする

・腕立て・・・床からの体幹に伝わる力をコントロールする

ヒトの発育過程からみても赤ちゃんは二本脚で立ち上がるまでにハイハイや四つ這いなどの手を床について身体を支えてから立ち上がります。

これは身体を持ち上げるには肩甲骨の安定性が必須で、肋骨に肩甲骨がしっかり張り付いていないといけないから。

肩周りの安定性を引き出すためには腕立てなどの床に手をつく動作からはじめた方がいいです。

安定性が高まってきたらアームカールなどの動作をしていく。

肩のインナーマッスルを鍛える為にチューブトレーニングで肩を捻ったりするエクササイズで効果がでるのは、他の部位のコントロールに問題がない場合だけですからね^_^;

肩や肩甲骨、首や背骨の機能が低下している状態で肩だけトレーニングしても何ら効果は低いです。

美しい姿勢を目指すなら、この機能の獲得は必須。
(腕立て伏せができない人が多いのが典型例)

手をつくことってすごく重要なんです。

《チャイルドポーズ》

手をつくエクササイズの基本中の基本です。

まずはこれから始めてみてください。